えんやでは、「家族交流会」を開催しました。
この日は、9家族11名のご家族と
えんやを見守り、助言をくださる4名の運営推進委員さんが
参加してくださいました。
ご利用者の皆さんが
ちぎり絵で作ってくださいました。
玄関には手作りの花火と
ボランティアさんと一緒に作った
オリジナルの絵手紙を飾り、お迎えしました。
今回は、「認知症の人と家族の会」兵庫県支部 世話人 山崎 敬一さん(養父市)を
お招きし、「認知症の妻を介護して12年」と題し講演していただきました。
山崎さんは認知症を発症された奥様を12年間介護されてきました。
認知症の進行とともに起こった幾多のできごとを
発症当時から現在に至るまでのご自身の心の変化や、
『「家族の会」で同じ悩みを持つ仲間と出会ったことにより
勇気や連帯感を与えてもらった』と振り返っておられました。
ご家族の皆さんも「うんうん」と頷かれたり、
熱心にメモをとられたり、
「そうそう!」と言う表情を浮かべられ、
共感できる部分がたくさんあったように感じました。
山崎さんの講演後は
ご家族同士での「おしゃべり会」です
山崎さんも引き続き参加してくださいました
ご家族同士のある会話の中で
「あら~って思うこと、
しょっちゅうありますわ」
すると、「そうなんですか!
うちだけじゃないんやねぇ」とお互いにこり(^_^)
日頃の悩みや疑問を意見交換されていました。
ご自宅での様子も聞かせていただき
職員もあらたな発見もありました。
アルバムや写真をまとめた思い出DVDも見ていただき
「楽しそうな顔してます。安心しますわ♥」
ご家族同士、ご家族と職員との距離がさらに近くに
感じることができる貴重な時間となりました。
「認知症になっても家族の歴史は続きます。
あなたがいてくれたからこそ、命と心はつながっていく。
あなたがすべてを忘れたとしても
周りはあなたを忘れない」
山崎さんが書かれたこの言葉にとても胸が熱くなりました。
あらためて、親子であり、夫婦であり、
家族の大切さとありがたさを実感することができました。
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