今回はALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病を抱えられている方が在宅で生活を送るために普段表に出ない、いきいき介護ヘルパーの「汗」&涙
ぐましい努力をお届けします
まず、ALSとは、脳や末梢神経からの命令を筋肉に伝える運動ニューロン(運動神経細胞)が侵される病気で、難病の一つに指定されています。現在、日本に約8,000人前後の患者さんがいると考えられております。
このALS患者の方へ在宅生活を支える為に「たんの吸引」を頻繁に行うことが必要となります(介護者の負担軽減を図るため)が、吸引については通常、医療行為にあたりヘルパー業務ではありませんが、吸引に関する必要な知識とたんの吸引方法の指導を受けることや医療との密接な連携を確保することなど一定の条件をクリアーした場合、ヘルパーも「たんの吸引」が可能となります。
利用者の方が一時入院されたのを期に八鹿病院のご協力を頂く中、3日間にわたり講義、実習を行っていただきました。
【講義風景】
【実習風景】
実習を受けたヘルパーは繰り返し繰り返し作業を行いました
ご講義いただきました近藤医師様
実習指導いただきました谷岡師長様 お忙しい折、ご指導いただきありがとうございました
また理学療法士(以下PT)さんによる援助方法を学ぶため、ビデオカメラでPTさんの援助方法の様子を撮影しパソコンで随時鑑賞しております。
「百聞は一見にしかず」今後、ヘルパーの携帯電話
の写メール
などの活用も検討中です
たとえ難病の方でも在宅生活を送るためにヘルパーが出来る事を着実に行って行きたいと思っています。これからもご声援よろしくお願いします