朝来市より受託の高齢者相談センターでは地域福祉担当職員と介護保険担当職員が
タッグを組み、とある区の民生委員さんと協力委員さんにお時間を頂き、お話をお聞き
しました。
始めに地域の高齢者の現状や取り巻く環境について伺い、
独居高齢者が多く、今後も増えていくであろう現状に
ついて教えて頂きました。
続いて住民支えあいマップを作成。
住宅地図に要援護者やその支援者、社会資源などをマップに落とし込む
ことによって、位置関係や人間関係、支えあい活動を客観的に実態把握し、
要援護者の抱えておられる問題(潜在的なものを含め)や地域課題を
探っていくものです
この区では独居高齢者が4名おられましたが、それぞれの方がお世話下さる方や
福祉的なサービスを見つけておられ、比較的安定した生活が循環しているようでした。
中には4〜5人の仲良しグループに入って「楽しさ」を満喫されている
方もあり地域のつながりの大切さを再認識しました。
ただ、数年が経過し状況が変わった後、地域がどのような課題に直面し、
地域にどのような策を講じていくのかが、今後のキーワードとなることを
みんなで確認し、この場は閉会となりました。
このように地域に出向くことで新たに発見することがあり、地域の支えあいの力の
大きさを改めて感じると同時に、ニーズを感じ(時には予測し)て側面的あるいは
主体的に地域支援が行える社協の役割がいかに大切になってくるのかを肌で感じた
1日でした。
今後も地域支援を行う社協として、各区にお邪魔させて頂きたいと思います。