朝来市社協では、こちらから指定した福祉事業を実施される区を対象に補助を行う「小地域福祉活動推進モデル事業」を実施しています。
指定期間は2年間。補助金額は区の世帯数に応じて 45,000円〜65,000円です。
補助対象事業は「福祉制度の学習会」、「区内の福祉マップづくり」、「地域内のボランティアの発掘」、「多世代交流」など9項目を定めており、そのうち3項目以上の実践を補助要件としています。
8月2日(火)には事前に申請書をいただき、平成23〜24年度の補助が決定した区(8区)を対象とした説明会を開催しました。
戸田会長よりご挨拶を申し上げたのちに、担当職員がスライドで事業説明を行い、地域内での支えあいの必要性に触れながら、
各区での地域福祉活動の可能性についてお話しました。
また、社協の実施する「ふれあい講師の派遣制度」や「備品・レク道具の貸出」も積極的に利用いただくよう情報提供しました。
最後に、暑い中ご出席いただいた区の代表者の方々から取り組みに向けてのコメントや抱負をいただきました
住宅地として数十年経過したが、多世代の交流が少ないと感じておられる区
少子高齢化が顕著となり、もっと地域の結びつきを強くしたい区
アパートが急激に増加し、地元住民とアパート住民との交流を図りたい区
新興住宅地で若い家族がほとんどだが、区内にお年寄りの方もいらっしゃることを分かってもらうために交流事業を実施したい区
急にコメントをお願いしたのにもかかわらず、区の課題や問題点を把握された上で、「こういう事業がやりたい!」と明確にコメントいただきました。
現状把握と課題整理をしっかりされているがゆえの力強いみなさんのお答えには心打たれました。
指定された区の活動は、今後ブログにてお知らせできればと考えています
頑張ってください