8月16日(火)
職員研修体系検討プロジェクトの第1回目の会議が開催
合併し、朝来市社協となってから、法人では様々な研修を開催してきました。
職員全員を対象とした集合研修、新人職員研修、管理職や中堅職員を対象とした
研修など対象者は様々であり、内容もスキルアップに関するもの、モチベーション
向上に関するもの、各種マネジメントに関するもの、接遇に関するもの等々と様々でした。
学ぶ機会は決して少ないわけではないですが、法人職員を「人財」と捉え、「キャリアップ」
の道を見据えながら職員がやる気を持って業務に望み、法人が望むべき職員像に近づけ
ていく研修体系までには整備されていないのが今日の課題でした。
この職員研修体系検討プロジェクトはメンバーとして職員5名が選出され、それぞれの職員
は介護部門、地域福祉部門、障がい者支援部門、施設部門、調整部門等それぞれが異なる
業務に従事しています。この部門の違う5名がチームとなり、これからの法人の職員研修の
体系を検討していくことになりました。
ただ、この日は初めての会議研修について検討することは分かりながらも、具体的に
研修の何を検討するのか分からないままメンバーは出発しました
会議では、「今までの研修のイメージ」や「研修の効果」、「実りある研修であるためには」
などを題材としながらプロジェクトメンバーから意見を聞き、自分達の業務と照らし合わし
ながら、研修体系について漠然としたイメージを分かりやすいものに置き換えていきました。
すると会議前には不安だったメンバーから次々と意見が出され、最終的には
「評価」「キャリアップ」「体系の可視化」などこれから作り上げていく研修体系の
ヒントとなるようなキーワードがいくつか見受けられました。それぞれの部門で
それぞれの仕事をバリバリしているメンバーが、職務とは直接触れる機会のない
「研修」「研修体系」を考え始めることの労力は大変だと思いますが、逆に自分達
の思いを「研修体系」として形作っていくチャンスでもあります
プロジェクトでは今後、ミーティングや作業で検討を重ねていき、
職員の研修体系を形作っていきます