今年も法人内の管理職級などを対象とした「管理職研修」、主任、サブリーダー級を
対象とした「中間管理職研修」を開催!
ここでは、先駆けて8月24日(金)に開催された管理職研修の様子をご覧いただきたい
と思います。今回の研修のタイトルは「変革リーダー研修」
「管理職として基本となる身体の体調管理はもちろんのこと時代の変化(動き、流れ、状況など)
に対応する能力が今まさに求められている」との戸田社協会長
のあいさつの後、研修がスタート。
研修時間は午前9時から午後5時まで!休憩は1時間に1回取られるものの、
1日みっちりの体力戦!
『1日みっちりの研修ってどんな内容?』 と思われる方もおられるのでは?
その研修内容について触れてみたいと思います
〔研修項目〕
1.はじめに 〜置かれている環境の変化を考える
2.変革リーダーとは?
3.変革を実現するために 〜まずは業務改善
4.変革(Change)とは
5.変革リーダーのリーダー力
6.変革リーダーの部下育成 〜人材を活かす
7.日常指導のテクニック
8.まとめ 〜3カ月に変革プランを立てる
全ての項目を網羅していくのではなく、「実践で活用できるもの」を中心に、講師の方の幅広い
交友関係からくるエピソードや自身の体験談などをユーモアを交えながら指導いただきました。
ほんの一例:
◎変革リーダーとは?変革リーダーの仕事 「ムリ・ムダ・ムラを省く」
各グループごとに上がってきた「ムリ・ムダ・ムラ」と思われるものを
ホワイトボードに列挙!
◎はやり『報・連・相』
仕事の委任は?
あなたはどのタイプ?
⇒いいぱなっしの丸投げタイプですか?
⇒指示を出したものの「気になりすぎる」かまい過ぎタイプ?
「しじ」という言葉には「指示・支持」の二通りの漢字があります。
⇒「支持(見守る)」タイプですか?
「見守る」とは丸投げではなく、適宜、その仕事の進捗状況を確認し、
報告を待つのではなく(上司が)求める。
⇒部下が報告を習慣化」 (仕事を指示をしたら支え持つ)
※割合でいくと指示は3割、支持は7割だそうです。
◎部下の愚痴「あれが悪い、これが悪い」どう対応?
組織のルールとしては「共感」はするが、ただ「同情」はしない、わがまま(感情論)
は受け入れない。代替案はないか、一緒に考える。
◎部下が年上の場合?
人間個人には先輩として敬意を払うが、大事なのは「仕事」に関しては「遠慮」は禁物!
人を育てるのもリーダーの仕事です!
「人を育てる」という人材育成の部分も併せて学びました!
「人を育てるのに育成計画表って必要ですかね?」
講師さんの問い対しに育成計画表が必要かどうかについて各グループで議論!
「(計画表が)もしあれば、新しく入った職員が今どの段階化のレベルなのか、チェックしやすい」
「誰でも一目で評価できるものがあれば、計画的な育成が図れる」などの意見も…
そして、本日のポイント!
『結果の出せるリーダーとして』
行動の期限を区切り(問題を先送りしない)、PDCAサイクルに基づき取組む!
仮に失敗をしたとしても「失敗は成功のもと」 そこから学ぶものが多い
時代が刻々と変化し、これまでと同じやり方では通用しない時代。福祉分野とて例外で
はなく、「これまでのルールや慣例、方法など」が通用するとは限らず、時代や多種多様
なニーズに対応していくためにリーダーには今まさに「変革」が求められています。
この研修でエネルギーを補給し、明日からの業務に邁進したいと思います!