先日の管理職研修に続き、8月29日(水)には 主任、サービス提供責任者、サブリーダー
総勢17名を対象とした中間管理職研修を開催しました。
開催前に参加者を見渡してみると「今年はどんな研修になるんやろ?」と
楽しげな表情を浮かべる職員もいれば、研修への苦手意識が表情に出てる
職員もおり様々。時間も朝から夕方までなので乗り切るには覚悟と体力が必要です
↓ 内容は 仕事の意欲向上研修 でした
講師さんから部下や上司、またお客さんと接する上でまず自分の思考
と行動パターンを知ることを何回かのワークを通じて学びました。そこで一つご紹介
「アサーティブ」 って、何なんでしょうか??
自己主張・自己表現においては、「攻撃的」なタイプ「非主張的」なタイプがあります。
今注目されているの、自分と相手の考え・気持ちを踏まえて、素直に相手を思いやると
いう自己主張・表現の方法がです。これを「アサーティブ」と呼ぶそうです。
研修の中の事例で、アサーティブはこう紹介されました。
「終電ということもあり、電車の座席は埋まっており、自分の隣の席は中年男性。そのうち
その中年男性はウトウトしながら自分にもたれかかってきました。さて、あなたならどう対処する?」
攻撃的…はっきりやめてほしいという意思を相手に伝える。陰で相手の行動を批判する。
非主張的…ひたすら我慢する。耐えきれないので席を立つ。
では、この場合、アサーティブはどうのような行動になるのだろうか?
アサーティブ…優しく膝を叩き「大丈夫ですか?」と声をかける。優しく膝を叩きほほえみかける。
アサーティブのポイント
伝えたいことを素直に、率直に
正直な気持ちを誠実に表現する
自分も相手も対等な関係であることを意識する
どうするかは自分で決める 結果は自己責任とする
日頃の業務の中で物事や事態を進めていかないといけない。そのためにご利用者さんや市民の
皆様には正直に申し上げないといけないような場面も多々あります。そこでいかに相手を思いやり
ながら素直に伝えるか、この技術は意識せずに簡単に出るものではないと思います。ぜひ、普段の
生活から身につけておきたいものだと思いました。
今回の中間管理職研修は例年のような業務やチームのマネジメントの手法を学ぶようなものではなく、自分自身を
自己分析あるいは他者分析によって掘り下げ、部下や上司などとのコミュニケーションのきっかけや仕方を探っていく
もので、参加した職員は終始意欲的に研修に取り組んだ様子でした今後の活躍に期待したいと思います