『認知症と介護保険の学習会』をしてくれないか?」と内海老人クラブ会長さんから
依頼があり、認知症通所介護施設の施設長と一緒に訪問しました。
さっそく学習会を開始!!
認知症について、まず『物忘れと認知症は違う』ことと『認知症の人は何もわからないので
はなく、分からなくなることを誰よりも一番心配なのも、苦しいのも、悲しいのも本人』だという
ことを説明しました。
『相手を不安にさせないように接する』
『認知症の方を理解すること、優しく接してくれる人に安心される』ことを
お伝えしました。
認知症について説明した後に、予防法についてお話ししました。
『体を動かすこと』と『おしゃべりしたり笑ったりすること』が大事で、お家でできる
簡単な体操で体をほぐした後に、赤旗と白旗を上げる「旗上げゲーム」を行いました。
張り切ってゲームに参加される姿や間違えて旗を上げ下ろしされている様子に会場内は
大きな笑いに包まれました。
ゲームが終了後、「旗の上げ下げを間違えた人を責めるのではなく、みんなで笑うこと
と日常生活の中で程良い緊張感が大事です。」とお伝えしました。
老人クラブ会員の皆さんから介護保険施設や認知症の方についての質疑応答があり、
いただいた時間ぎりぎりいっぱいまで、お話しさせていただきました。
講座終了後、老人クラブ会員さんから「また来てね」という嬉しいお声掛けをいただきました。
ご要望があれば、ぜひ伺いたいと思います。
内海老人クラブのみなさん、貴重なお時間をいただきありがとうございました。