本会の施設長、主任、サブリーダー、サービス提供責任者23名を対象にした「平成25年度中間管理職研修」を開催しました。
今回の研修は「記録の取り方について」と題し、梅花女子大学 短期大学部 准教授 綾部貴子先生をお招きし、記録の必要性・視点・書き方・その活用法などをご教授いただきました。
本会の各部署の様々な記録を見ると、部署によって視点や書き方が大きく異なっており、また、中堅職員としてその記録の管理や後輩職員への指導もばらつきがあったのが現状でした。しかし、同じ社協でありながら、このばらつきを少しでも改善し、同じ目線で支援を考えていかないといけない! という思いのもと、研修は開催されました。
綾部先生は教鞭をとられている傍ら、ヘルパーとしても活躍しておられ、その現場感覚や経験に基づく講義について参加職員は大いに共感でき、記録についての理解を深めることができました。
午後からは演習としてグループで「相手に伝わるよう工夫している記録の書き方」「相手の記録を読んで分かりにくい記録の書き方」について模造紙に書き出し、発表。様々な情報やアイディアを参加者で共有しました!
後からの研修報告による参加者の感想では、
「今までの記録のとり方はここまで考えてこなかった」
「今日習ったことは職場に帰り、職員にしっかりと伝えていきたい」
「今まで職場での記録のとり方と見比べ、改善にむけてみんなで検討していきたい」など、前向きな思いが述べられていました。
中堅職員として、自身のレベルアップはもちろんのこと、後輩への指導、また職場のケアの資質向上を目指し、自らリードしていかなくてはならない立場です。本研修で習ったことが仕事に活かされることを期待しています!!