養父市・朝来市内で運営されている放課後等デイサービスの事業所を対象に、第1回放課後等デイサービス合同研修会を市朝来庁舎・自治協議会議室を会場として開催しました。
放課後等デイサービスでは、障がいを持った子どもさんに対して放課後や長期休みなどで生活習慣の習得や交流などをして過ごすことができるように、各事業所でさまざまな工夫をされながらサービス提供をされています。
まずは、ウォーミングアップに伝言ゲームをしました。
お題
「久しぶりに外出した85歳の女性が電車に乗ろうとした駅でケガをしていた学生を見つけ病院に連れていき大変感謝されました。」
長い文章ですが、正確に伝えられるかどうか挑戦です!!
結果発表~!!各グループで伝言された内容は、下のとおりになりました。
この伝言ゲームは正確に物事を伝えることの難しさや「伝言内容」が伝えられた側が持っているイメージに引っ張られたり変換されやすいことを理解いただく目的に行いましたが、司会者の狙い通り(!?)内容が大きく違っていたり上手く伝えられていない結果になりました。
伝言ゲームの後は、グループワークを行いました。
・支援者や管理者などのそれぞれの立場で、感じられている悩みごとは?
・ご本人の思いとご家族の思いが違う時に自分といてどう対応するべきか?
の2つの議題について、意見交換を行いました。
出た意見として
・学校との連携が必要。放課後等デイサービスで過ごされている様子を先生にも知ってほしい。
・ご利用者によりわかりやすく伝える手段や方法が知りたい
・ご利用者の思いとご家族の思いが両方わかるので、利用者の思いを受け止めた後でご家族の気持ちもわかりやすく伝えたらよいのでは
など、それぞれの立場からの意見をいただきました。
ご意見等の記録を各事業所に配布します。また、研修会終了後のアンケートで、「各事業所の取り組みを知ることができて良かった」「事業所同士のつながりができた」、「研修会をまた開催してほしい」などの多くの感想をいただきました。
ご利用者へより良い支援をしていけるよう、これからもみなさんと一緒に頑張っていきたいと思います。