相談支援の場では、障害福祉サービスの利用調整以外にも、進学や就職、職場環境の悩み、介護、家族関係、年金、恋愛相談、結婚、子育て、生活の知恵袋・・・などなどのご利用者に関するあらゆる相談をいただいています。
だれもが「しあわせ」を感じたり、毎日をより楽しく生活したいと考える中で、だれもが、何かを、自らで「選択」しながら過ごされています。
また、一人ひとり「しあわせ」の感じ方や、「選択」する内容や方法は異なりますが、『住みたいと思う場所や地域で、安心して生活したい』という思いは変わらないのだと思います。
そこで、「相談に『携わる者』として、どのような共通認識でいればよいのか」について、意見交換を行いました。
・周りの関係者が、本人を心配して予想する「リスク」を回避したいという気持ちは理解できるものの、押しつけは本人の権利や「しあわせ」を阻害することになるのでは?
・本当に周りの関係者が考える「リスク」=本人の「リスク」なのか?
・本人を知ったり、本人が気持ちを話してもらえるには、ゆっくりと時間をかけて信頼関係を築いていかないといけないと思う
など、さまざまな意見が出されました。
ご利用者の「しあわせ」やプライバシーについて、深く考えさせられる意見交換の時間でした。
職員個々の考え方や感じ方について意見交換しながら、チームとして職員個々が一貫した対応ができるように、今後ますます増えるであろう、あらゆる相談に対応していきたいと思います。