不安や困ったことがあると社協に来られる一人暮らしのBさんは、
身の回りの事はご自身でされ、車で買い物にも行かれています。
ある日、かかりつけの病院から服薬についての相談があり、
自宅を訪問すると薬が日付通り飲めておらず
薬の残数も合わないことが分かりました。
社協内部で支援方法を話し合い、服薬カレンダーを使って
事態の改善を図ろうと調整しました。
・当初の予定
病院で処方箋をもらう → 薬局に処方箋と服薬カレンダーを持って行く
→ 薬剤師によって服薬カレンダーに薬をセットしてもらう
→ 自宅へ持ち帰る
・様々な検討の結果
病院で処方箋をもらう → 薬局で薬をもらう
→ 自宅で服薬カレンダーに薬を自力で入れていただく
さっそくBさんに提案をしてみるとカレンダーには興味を持たれたものの
「今はまだ大丈夫」との返事でした。
後日別の職員からもう一度話をさせていただくと
「使ってみようか」と返事をいただきました。
そして次の受診予約日に職員と共に服薬カレンダーを購入し、
予定通り自宅で処方された薬を服薬カレンダーに
ご自身でセットしていただくことができました。
5日後
訪問させていただくと、5日分の薬は無くなって
服薬出来ていることが確認できました。
その1週間後にもお薬が飲み残しなく服薬出来ていることを確認し、
Bさんも服薬カレンダーについて
「日にちが書いてあるから分かりやすい」と言われています。
カレンダー作戦大成功!というにはまだ早いかもしれませんが、
今後も支援を継続していきたいと思います。