「買い物に行きたいけど移動手段がない」「バスに乗って買い物に行っても、あまり荷物が持てない」「バスの本数が少なくて、帰りはタクシーになってしまいお金がかかる」こんな高齢者の方の話をよく耳にします。スーパーや食料品店等の廃業により近場で買い物することが出来ずに困っている方々も多くおられ、「食の確保」が今、まさに地域課題として挙げられています。
今年度、第11回目の理事会が開催され「高齢者社会 地域の買い物のこれから」とし
地域の食の確保をテーマにディスカッションが繰り広げられました。
予め、事務局が調査・把握したデータをもとに理事・監事が把握されている情報の共有から
はじめました。どのような方が買い物・食(食材)の確保に困られているのか、また地域には
どのような困りごとがあるのか。
それぞれの地域の店舗や移動販売等の状況について追加情報をいただき、
実際に「どんな方が困られ、地域にはどんなお困りごとがあるのか」
について話を進められました。
「車に乗られなかったら、確かに大変」
「近くに子どもさんがおられない方は実際、大変」
「アコバス(コミバス)のバス停までも行けない方もある」
「インターネットやコープこうべなどの注文も便利だと聞くが、実際に一人だと
記入間違いなどがあるみたいだ」
「多くの目で確認出来たら、間違いないでしょうが、お世話する人が必要に
なってくるでしょうね」など。
その他、多くのご意見を頂戴しました。今後も「高齢者の買い物支援」については
地域の緊急課題として引き続き理事会にて検討・協議が進められます。